お知らせ

院内薬局ニュース No.7 インフルエンザワクチン

2015年10月 1日

カテゴリ:
お知らせ

02.jpg

天候不順な夏が終わり、「やっと過ごしやすい秋になった」と思えたのもつかの間、空気の乾燥や朝夕の涼しさとともにインフルエンザのシーズンがやってきます。

今年のインフルエンザワクチンの特徴は、B型株が1種類追加され3価から4価になったことです。A型株2種類・B型株2種類の計4種類のワクチンが混合されることによって、流行するインフルエンザのタイプをほぼ網羅することができるようになりました。アメリカでは2年前からすでに4価ワクチンが接種されています。

A型:①H1N1 

pdm09(2009年に流行し、当時「新型インフルエンザ」とよばれたが、免疫を獲得した人が増えた現在季節性インフルエンザとして取り扱われる)

   ②H3N2(季節性A型で、いわゆるA香港型)

B型:①山形系統(季節性)

   ②ビクトリア系統(季節性)

「日本では、インフルエンザは例年12~3月頃に流行し、例年1~2月に流行のピークを迎えます。ワクチン接種による効果が出現するまでに2週間程度を要することから、毎年12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられます。」(厚生労働省 インフルエンザQ&Aより)

インフルエンザは毎年ワクチン株が異なること(今シーズンのワクチン株は2株入れ替わり、B型が1種類追加されたように)、また、たとえ同じ株であってもワクチンの効果は一般に数ヶ月程度であることから、毎年の接種が必要です。

65歳未満の健康成人の場合、ワクチン株と流行株が一致した時の有効性は70~90%といわれています。高齢者や慢性疾患を持つ人たちでは、予防の効果はこれより落ちますが、インフルエンザの重症化やインフルエンザによる死亡を少なくする効果があります。

インフルエンザワクチンは不活化ワクチンであり、ウイルスに化学的な処理を加えて感染性をなくして、免疫をつくるのに必要な成分だけを取り出したものです。接種した日から数えて6日間以上の間隔を空ける、つまり、翌週の同じ曜日であれば他のワクチンも全て接種可能になります。

康明会病院では平成27年10月13日(火)から平成28年1月末まで、日野市だけでなく八王子市・町田市・多摩市・稲城市にお住まいの65歳以上の方もインフルエンザワクチン助成を利用した接種が可能です。体調を考慮しながら、寒くなる前の早めの接種をおすすめします。

01.jpg

参考資料:厚生労働省 インフルエンザQ&A

     スズケン医療情報室発行 TOPIC