お知らせ

-禁煙外来ニュース No.2 呼気一酸化炭素濃度測定-

2013年9月12日

カテゴリ:
外来診療

【タバコの害】

タバコには200種類以上もの有害成分が含まれています。
その中でも代表的な有害成分が「ニコチン」「タール」「一酸化炭素(CO)」です。
呼気一酸化炭素濃度測定は、喫煙による一酸化炭素の体内への取り込み状況を、呼気中の一酸化炭素濃度を定量的に測定する検査です。

 

【一酸化炭素とは】

一酸化炭素は赤血球中のヘモグロビンと結合し一酸化ヘモグロビンとして血中に存在し、全身に運ばれ、また肺から排出されます。通常は肺から吸い込まれた酸素はヘモグロビンと結合して赤血球によって全身に運ばれるが、一酸化炭素は酸素の210倍もヘモグロビンと結合しやすいため、酸素の運搬を妨害し、全身の細胞が酸欠状態に陥ります。ニコチンの血管収縮作用と重なって冠状動脈や脳血管の動脈硬化を促進します。

【呼気一酸化炭素濃度測定】

一酸化炭素ガス分析装置として「ピコプラススモーカーライザー」を使用します。

20130912.JPG

息を吸い込んだら15秒間息を止めます。マウスピースにゆっくりと息を吹き込みます。
ppm濃度とそれに相当する一酸化ヘモグロビンの割合%を示す数値が上昇し、最高値が結果として表されます。

□ 0~6ppm    :非喫煙者

□ 7~10ppm   :要注意範囲

□ 11~15ppm  :喫煙者

□ 16~25ppm  :頻繁にタバコを吸う喫煙者

□ 26~35ppm  :常習的な喫煙者

□ 36~50ppm  :極めて常習的な喫煙者

□ 51ppm以上  :危険なほど常習的な喫煙者

 

                                         

呼気一酸化炭素濃度は、3~5時間で約半分になるので、特に当日の喫煙状況を把握することが可能です。

法律で定められた大気汚染に係る環境基準の上限値は10ppmです。

喫煙していると、大気汚染のひどい地域に住んでいるのと同じような状況になってしまいます。

 

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