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肺炎予防のためのワクチンについて

2013年11月26日

カテゴリ:
マメ知識

 寒い季節がやってきました。毎年この時期になると、風邪、インフルエンザ、肺炎にかかる患者様が増えてきます。

風邪は難しいのですが、インフルエンザ・肺炎に対しては、予防接種がとても有効です。インフルエンザの予防接種は随分定着し、周知度も高いのですが、肺炎予防のためのワクチンがあることを御存知の方は、それよりも少ないのではないでしょうか?

ズバリ!  肺炎予防に、ワクチンがあります!!

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たかが?肺炎と思われる方も多いかと思いますが、現在は日本人の死因の第3位が肺炎になりました(1位 癌、2位 心疾患)。また、肺炎による死亡者のうち96.5%が65才以上の方となっています。

肺炎を起こす病原体には様々なものがありますが、もっとも多いのが肺炎球菌によるもので、全体の約30-40%と言われています。

また肺炎球菌による肺炎は重症化する可能性が高いことも知られています。その肺炎球菌による肺炎を予防し、重症化を防ぐのが肺炎球菌ワクチンです。

また、インフルエンザにかかることにより、肺炎を併発することもありますので、インフルエンザの予防接種を合わせて受けることも強く推奨されています。

ちなみに、複数のワクチンを接種する場合、主なワクチンとの間隔は以下のとおりです。

 

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接種の順番としては、まずインフルエンザ予防接種を受けられた後、肺炎球菌ワクチンを受けられることをお勧めします。

インフルエンザワクチンは毎年接種する必要がありますが、肺炎球菌ワクチンは、1回の接種で約5年間効果が持続します。以前は一生に1回の接種しかできませんでしたが、現在では、5年経過すれば、再接種することが可能となっています。

当院外来では肺炎球菌ワクチン・インフルエンザワクチンとも実施しております。ぜひこの機会にご検討ください。なお、肺炎球菌ワクチンは予約制なので、前もってご連絡をお願い致します。インフルエンザワクチンは予約不要です。